上武大橋を走る 7312
橋の向こうの五十景
上武大橋
□上武大橋を走る 7312
[時空の暦] 1973年(昭和48年)12月
上武大橋を初めてクルマで走った時、まず感じたのは「うわ~狭い」でした。小型車でしたが、免許証取得して間もなくで、橋の幅をギリギリに走っているようでした。しかし、目の前を走る大型トラックこそ、そう感じているのだろうと思いました。幅以上に狭いと感じたのは、橋を組むための鉄骨が頭上に迫り、鉄骨のトンネルに遭遇してしまったのか?と感じたからです。
しばらくすると、大型トラックが停止した。対向車線を走ってきた大型トラックと鉢合わせだ。
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小学生高学年の修学旅行は東京見学でした。皇居や東京タワー、そして羽田空港。観光バスから見えた初めての東京の空は、トロリーバスの架線がクモの巣のように張り巡らされて狭さと窮屈さを感じました。田舎の広大な空はここには無くて、観光バスは宿泊地の城ヶ島に向かいました。
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ほどなくして、大型トラック同士のすれ違いは最徐行で通り抜けて、トラックのブレーキランプが消えた。
スカイブルーの上武大橋。
午後の高い空。日射しが眩しい。
□上武大橋 伊勢崎市・深谷市 2021 november
□上武大橋を走る
□南に向かう上武大橋から